エンディングなしでゲーム数が引き継げる仕組みについて – スマスロ とある科学の超電磁砲2

スマスロ とある科学の超電磁砲2(レールガン2)では、上乗せしたゲーム数は有利区間を気にせず すべて消化できる乗せ損なしの「NO Loss GAMEシステム」搭載と紹介されています。

「NO Loss GAMEシステム」と「NOエンディングAT」

同じ藤商事の機種では、2024年に導入された「スマスロ ゲゲゲの鬼太郎 覚醒」もエンディングなしが謳い文句で「NOエンディングAT」と命名されていました。

最近では、コナミアミューズメントの「スマスロ 転生したら剣でした」や同機種「スマスロ わたしの幸せな結婚」も「NOエンディングAT」と名付けられた仕様として公表されています。

なぜ「NO Loss GAMEシステム」なんて名前に変更したのか謎、コナミアミューズメントに「NOエンディングAT」という商標を取られたのかな?

有利区間切断後も残りゲーム数が引き継げるようになった?

いいえ、有利区間切断後に残りゲーム数が引き継げるようになったという情報は出ていません。
有利区間のルールとして、有利区間切断後に切断前から出玉に影響する情報を保持することは不可能なままです。

どうやってゲーム数を引き継いでいるのか

では、どうやってエンディングなしでゲーム数を引き継ぎつつ、差枚+2400枚以上を獲得させているのか。

あくまで導入前の考察レベルですが、私は以下のように考えています。

スマスロ とある科学の超電磁砲2の場合、上位AT突入時も下位ATのゲーム数をHOLDしたまま保持、上位AT転落後に「大覇星祭BONUS」と「LEVEL5 BONUS」に突入します。

この「大覇星祭BONUS」と「LEVEL5 BONUS」は期待上乗せ枚数は違いますが、平均100ゲームと160ゲームといった上乗せ性能を持っています。(公表値)

「大覇星祭BONUS」または「LEVEL5 BONUS」後の初期ゲーム数の最低ライン、例えば150ゲームは最低でも初期ゲーム数となるようにしており、下位ATから持ち越しているゲーム数を差し引いたゲーム数を上乗せする仕様なのだと推測できます。

持ち越されるゲーム数がどうあれ、初期ゲーム数は変わらないのでしょう。

もし、下位ATで初期ゲーム数の最低ライン以上の上乗せゲーム数を保有していた場合どうなるのか、あるいは差枚数上限が近い時はそういうゲーム数は保有できないのか、気になるところです。

仮に初期ゲーム数の最低ライン以上の上乗せゲーム数を保有していても「大覇星祭BONUS」または「LEVEL5 BONUS」後の挙動を変にならないように しっかり調節して作っておけば調節はできそう。
オール設定看破バトルでは、すぐに上位ATに戻っていました。

「乗せ損なし」ではなく「乗せ損なし感」ではないか

いずれにせよ、メーカーが権利剥奪レベルのルール違反をしていない限り「乗せ損なし」ではなく「乗せ損なし感」ということなのは間違いありません。

ノーエンディングでもなんでも良いですが、問題は「NOエンディングAT」「NO Loss GAMEシステム」を謳いたいが為に、ヒキによる上乗せであるべきところを内部的に調節している可能性があることです。

とある科学の超電磁砲2に至っては、上位ATへ行くタイミングまでヒキが影響しない可能性もありそうで怖いです。

この「調節されているかも」というものは、それこそ「乗せ損なし感」などどうでも良いくらい個人的にはマイナスイメージなのですよね・・・

変な謳い文句なしのそのままのスペックで勝負して欲しい

どうやって誤魔化しているのか気になる部分は残りますが、まあ、どうでも良い?

「NOエンディングAT」とは別に「スマスロ ゲゲゲの鬼太郎 覚醒」や「スマスロ 一方通行」では「リアルボーナスをストックできる!」とか「リアルボーナスがどうたら!」とかいう触れ込みでしたが、藤商事はこの手の表現が好きですよね。

とあるシリーズなんかは版権、演出、スペックなどはとても良い印象で、本機も是非打ってみたい機種です。
十分魅力的ですので、そのままのスペックで勝負して欲しい気持ちがあります。